軽井沢・千住博美術館 2017.5.11 |
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地図を見ていると「千住博美術館」があることに気が付いた。 かの有名な滝の絵、まだ実物は見たことがないので、行ってみることにした。 コミュニティバスで「塩尻交差点」で降り、そこから歩いて5分程だろうか。 白い平屋建ての、こジャレタ総ガラス張りの美術館である。 中へ入ると白を基調とした壁面に、無造作とも思えるように絵が陳列されていた。 また、館内は地形の関係上か斜面になっていて、これでは車いすの人にとっては、鑑賞するのはかなり辛いのではないかな、と思った。 しかし、障害者と同伴者は無料なので、文句も云えないかな。 TVや雑誌で見慣れた滝の絵は、思ったよりも小さい。 映像室では滝の絵を4枚位か並べ、そこにコンピューター処理をした映像を流す。 音楽は多分弟の千住明氏が担当したのだろう。 最後の方に満開の桜の樹の映像が映し出され、その樹が揺らめくので終わる。 妻はその桜の花びらが散りゆく様を描いて、最後には裸木になった方が人生や世の無常を現せるといった。 確かにその方が上から落ちる滝の水と相まって、より深く見ている者に訴えかけてくるものがあると思う。 映像が終わって、係の人にどの様に作っているのかと聞いたら、滝の絵はかなりの枚数を描いて合成しているのだけれど、桜の絵の枚数はかなり少ないとのこと。 なるほど、桜は描く時間がなかったのである…かな? |
共通データー:CANON EOS 5D MarkU/ EF24-105mm F4L IS USM |
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